先月発売された『光翼戦姫エクスティアコンチェルト1』の続編『光翼戦姫エクスティアコンチェルト2』が本日2023/9/29発売され早速プレイしたので、感想を書いていきたいと思います。
ちょっとストーリー内容にも触れますが発売したばかりなのでネタバレは控えめでいきます。
まず感想を一言でいうなら、1と一緒でした。
1では相川春乃(エクスティア・イグニス)が主役、菅原冬華が(エクスティア・ルーナ)が2号ライダー的な立ち位置で怪人と戦っていましたが、2では2人の扱いがそのまま逆転してルーナがメイン、イグニスがサブになったような感じです。
冒頭で冬華が『エクスティア・ルーナ』として戦うようになった経緯が描かれた後は、一気に時間が飛んで1の続きになります。
続きと言っても、やってることはほぼ野良怪人と戦って負けたらH、勝ったらまた次の怪人と戦うという単調な繰り返しなんですけどね。しかし一応、町の平和のために出てきた怪人を場当たり的に倒していくだけだったイグニスと違ってルーナには明確な戦う理由がありました。
ただ、冬華が戦う理由、黒幕の正体なんかも1の悪堕ちルートでほぼ明らかになっていたので正直特に盛り上がる場面もなかったと感じました。
結局、1の感想で言ったのと同じでジェネリックエクスティア、期待外れでも期待以上でもないエクスティアという印象は変わりませんでしたね。
なんでそう感じるのかって理由は、話のスケールがしょぼいとか、幼馴染男の存在意義が薄すぎるとか、そもそもボリュームが少ないとか、いくつかあると思うんですが、ぶっちゃけて言うと一番の理由はたぶんキャラクターが過去シリーズに比べてあんま好みじゃなかったからです。
超個人的な好みの問題だと思いますが、キャラデザ的に顔立ちが幼く見えるせいなのか分かんないですけどあんまスケベを感じないんですよね。あと乳輪の色素薄すぎないですか?
さらにキャラデザだけの話ではなく、過去シリーズのエクスティアたちのキャラクター像はこれまでの数年、何作もかけて作り上げられてきたものなので、それに新エクスティアたちが対抗していくにはあまりにもストーリーの量も質も足りてなかったと思います。
あんまり魅力を感じてないキャラで、過去シリーズの焼き直しみたいなHを繰り返してるのでまあ微妙って感想になっちゃいましたね。
あと悪堕ちしたルーナの口調があまりにも変わりすぎてて、堕ちたというより全く知らない新キャラがいきなり出てきたんじゃないかってほど別人に様変わりしたのもイマイチでした。
エロ=ギャップだと常々思っていましたが、ギャップが大きければ大きいほどいいというわけではないんだと学びました。
作品内容についてはそんな感じでしたが、今回のような販売の仕方は良くない意味で上手でしたね。
私はセットを10,780円で買ったので正直だいぶアレだなと思いましたが、
単品ずつ通常版4,840円、あるいはボイスドラマ付き限定版5500円で買ってたら、この価格帯のエロゲが他にあんまりないからか「まあ値段相応かな」という印象になるようです。
実際FANZAのレビューとかでもそういう意見を見るし、私も1をクリアした時点ではそう思っていました。しかし1と2を通してプレイして10,780円と考えると印象はかなり変わります。
数字って怖いですね。
今はなんでもかんでも値上がりしてる時代なので、あまり値段のことでネチネチ言いたくはないですが、この売り方にはセコさを感じずにはいられませんでした。
イグニスとルーナがエクスティア同士で激突するシーンも、2人の必殺技CGをそのまま並べただけでまるで共闘しているような絵面になっていたので、ストーリー展開の熱さより先にコスト意識の高さを感じてしまいましたね。
ちなみにセットだと追加特典としてボイスドラマと小冊子のデータがついてきますが、小冊子とは
表紙:神剣桜花 先生
・宮越良月 先生
・かるび 先生
・DPC 先生
・九反 先生
の手がける計38Pの敗北H寄せ集め漫画でした。それぞれゲームとは異なるシチュエーションになっています。
好きな作家さんとかいたら嬉しいかもしれないですね。
ちょっとネガティブな意見ばかり書いてしまいましたが、久々にエクスティアの新作がプレイ出来たこと自体は嬉しかったです。
もし次があるならどんな形でもプレイしたいですが、個人的には是非フルプライスで渾身の一作を出してほしいと思いますね!
そんな感じでした!
とにかくエクスティアならなんでもいい!って人やこっちのキャラデザもハマるって人にはオススメですが、まだシリーズに触れたことない人だったらセールやってる時に過去シリーズからやったら良いと思います!
以上!
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