ファン待望の新作『光翼戦姫エクスティアR 紅の女王』をプレイしたので感想

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ゲーム

本日2024/6/28、あの大人気変身ヒロインエロゲシリーズのエクスティアの待望の新作『光翼戦姫エクスティアR 紅の女王』が発売されました!

早速プレイし、クリアしましたので感想を書いていきたいと思います!

こういう属性の展開があるよみたいな軽いネタバレを含みますのでご注意ください。

ストーリー
現代社会の平和を取り戻したあと、リースは故郷の再建に力を入れるために異世界へと帰還する。
故郷はリースの帰還を歓迎するが、帝国の魔物による侵攻により苦しい生活を余儀なくされていた。
果たしてリースは帝国の侵略から故郷を救うことができるのか。

メインヒロインはエクスティア2から登場しているリース(エクスティア・シュバリエ)で、他のヒロインについてはちらっと近況に触れられる程度でほぼ登場せず、回想シーンも9割はリースで残りは新キャラのクレアのみという、完全にリース特化となっています。

ストーリーはエクスティア3からの正統続編になっていて、リースの故郷である異世界での戦いが描かれます。

ドラゴンボールで例えるならセル編完結後の未来トランクス編みたいな話と言えますかね。

エクスティア3のラストでは創真と真理奈が結婚して子供まで生まれていたので勝手に「この先の話が描かれることはないのかな」と思っていたんですが、しっかりパパになった創真が登場してリースの異世界行きにも同行します。
ただ、本作は完全にリースメインの話だからか、創真にパパになった感は全くなくいつも通りで、真理奈と結婚したからといって完全に真理奈が正妻ポジションというわけでもなくリースも同じくらい好きで大切という感じのようです。

先に言ってしまうと、今までのシリーズでありそうでなかった展開を見ることが出来てかなり満足度は高かったです。

序盤は今まで通り、
イチャらぶ
⇒怪人と戦闘
⇒選択肢次第で
勝利:ストーリー進行
敗北:バッドエンドH

という流れで進んでいくのですが、中盤でストーリーが大きく分岐する選択肢が出てきます。

それが、創真が行動不能になってしまい、リース視点で

・何があろうと創真と一緒に戦う
・勝つために他の男とPP補給する

という選択です。いわばNTRですね。

これまでのシリーズでも、堕ち表現として敵との行為でPPが回復してしまうという展開はありましたが、正気を保っていながらPPを得るために自主的に創真以外の男と行為してしまう展開はありそうでなかったんじゃないでしょうか。(あったらすみません)

しかもその相手もNTR作品でよくあるクズのチャラ男みたいなのではなく、リースが故郷で幼い頃から共に過ごしてきた気心の知れた家臣たちということで、あまり他では見ない情緒を見ることが出来ました。

これまででも戦闘力がほとんどない創真が1人で4人ものエクスティアに力を供給しているので、創真がやられたらどうすんねんというのは正直ずっと思っていましたが、ようやくそういう展開が見られてよかったです。

普通に考えたら創真がノコノコ危険な戦場に出てくるのはアホなんじゃないかと思っちゃいそうですが、創真のエクスティアへの指示の選択肢次第で勝敗が決するので、創真がいないと勝てないんですよね。
直接戦闘力のない創真がなんでそんなに必要なのかというのは、これまでの長い戦いを隣で見てきた経験からくる的確な判断力というような説明がありますが、実際長く続いているシリーズなので説得力もあります。

そういう描写がしっかりあるので、他にやりようがなかったという追い込まれた状況がちゃんと出来ていて、そんな中でPPのために他の男とするのかどうか、という選択を迫られることになります。

個人的な好みの話ですが、NTR作品って「いやこれ女がアホすぎるだろ」って展開がよくあってそれがあまり好きではなかったので、そうではなく本作のリースが王女として国民を守るという責任感のために創真以外の男に身体を許してしまい、堕ちていってしまう流れは非常にクるものがありました。

一方で、あくまで創真を信じて一緒に戦う選択肢では想いの力で逆境を乗り越えていく王道展開で、これもまた良かったですね。

いつも言っていることですが、NTRとか悪堕ちとかっていうのはしっかり骨太の王道展開があってこそギャップで映えるものなのでそこのバランスが本作は良かったです。

ただ、最初から分かっていたことですがやっぱりボリューム不足感は否めなかったですね。

回想は全部で24あって、うち3つは変身バンクなのでHシーンは21個です。ちょっと少なめですよね

しかもこれもいつも言ってることなんですが、値段設定が良くない意味で上手すぎます。

個人的にこれくらいのボリュームだったら3000円までなら納得できるかなという感じなんですが、本作は4,840円という納得は出来ないけどギリギリ怒るほどでもないという絶妙なラインを突いてきています。

しかも通常版の販売がなくボイスドラマ・設定資料集付き版強制というのも地味ないやらしさを感じてしまいます。
まあ世知辛い世の中なので値段のことで文句を言っても仕方がないとも思っているんですが、ちょっと気にはなってしまいますね。

ただ、それはあくまで値段との釣り合いの話で、作品だけ見れば完全にリースに特化しているおかげで物足りなさはあまり感じませんでした。

リースというキャラクター自体がこれまでのシリーズで既に完成されているし、いきなり異世界が舞台になるという展開も、これまでのシリーズでリースの故郷については直接的な描写はなくとも散々触れられてきていたのですんなり飲み込んでいけました。

総じて、ボリュームは少ないながらもその少ないボリュームの中で出来る最大限のものは出してくれたのかなという印象です。

リース推しの方はもちろん、これまでのシリーズをプレイしてきた方なら絶対にプレイするべきだと思います。

でもこうなってくると、今度は他のキャラクターをメインにした話も見たくなってきますよね。

今回創真からPPを補給できなくなったことで新しい展開が見れたわけなので、「だったら創真が異世界に行ってる間に元の世界で激しい戦いがあったら真理奈たちもヤバいんじゃないの?」という疑問も生まれてしまい、そういう展開も見てみたくなってしまいます。

母親になった真理奈の話も見てみたいし、なんかもう無限の可能性を感じますね。

話は変わりますが、エクスティアシリーズとしては来月にまた『光翼戦姫エクスティアコンチェルト3』の発売が予定されています。

期待したいところではあるんですが、1,2が個人的に微妙だったのでちょっと不安ですね。

1,2が微妙と感じた理由として、大きく言うと
・どうしても過去シリーズのキャラクターと比較してしまうこと
・完全新規キャラなのに作品のボリュームが小さいのでキャラも薄い
・過去シリーズの絵の方が好み
・分割商法

というのがあって、3,4でもそのまんま当てはまってしまいそうなのでめちゃくちゃ不安です。

しかも、1,2で薄いと思ったキャラもシリーズが続いて行けば愛着が湧いていくかもしれないのに、いきなり切り捨てられてまた新キャラというのもなんだかなぁという感じがします。

そして今回のリース主役がけっこう良かったので、「コンチェルト」出すくらいならアザリン主役の作品でも出してくれよって思っちゃいそうで怖いです。

とりあえずもう予約はしたので、プレイしたらまた感想書くと思います。

コンチェルトはどうなるか分かりませんが、『光翼戦姫エクスティアR 紅の女王』は皆さんもやっといてください!

以上!

コメント

  1. 変身ヒロイン好き より:

    リースはガヌスギルよりオークとのシーンは欲しかった。
    Aは百合ちゃんもいたので自分もアザリン単独の作品は出て欲しいですね。
    コンチェルトシリーズは春乃の胸が流石に中途半端な大きさでもう少しあってもいいのではと思った。
    逆に冬華はあの大きさで正解。
    3と4のヒロイン2人は明らかに上で挙げた1と2のヒロインの胸の小ささの反動で大きくしているのがなんとも・・・。
    まあ3と4はやってみてのお楽しみですね。

    • okazx より:

      コメントありがとうございます!
      そうですね、オークのシーンも欲しかったですね。ただ、他のシーンの代わりにというよりは、やっぱり根本的に全体的なボリューム増やして追加してほしかったと思っちゃいます。
      3,4はなんか変な先入観持ってしまってる自覚あるのでフラットな気持ちで楽しみにしたいですね。

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