対魔忍GOGO!!の今秋リリースが決まり、日本中が対魔忍ブームに沸いていますが、相変わらずネット上では対魔忍は頭対魔忍であるという風潮が蔓延っています。
「頭対魔忍」という言葉は、対魔忍がしょっちゅう敵の罠にかかってチ〇ポに敗けて「んおほぉぉぉ」と叫んでいることを揶揄して生まれたネットスラングです。
その意味についてハッキリした定義はありませんが、概ね「アホ」「無能」「パワー系」といった意味合いで使われることが多いようです。
しかし、以前に書いたようにそもそも「しょっちゅう敵の罠にかかってチ〇ポに敗ける」というのは対魔忍の一つの側面にしかすぎません。
「対魔忍GOGO!!」が対象年齢3歳以上の健全なゲームであることを考えるとこうした状況は由々しき事態です。
なので今回はこの「対魔忍は頭対魔忍である」という風潮に対し、そのように言われる原因を整理し、論理的に反論していきたいと思います。
※思ったよりボリュームが大きくなってしまったので内容を分割して投稿していきます
1. 各作品で対魔忍が陥ったピンチ
基本的に、対魔忍シリーズでは大ピンチ⇒逆転(バッドエンドでは逆転できず)という流れがテンプレートになっています。これ自体は対魔忍に限らず物語ではよくある王道な構成ですよね。
なので結果的には勝利しているパターンがほとんどなのですが、対魔忍ではこの大ピンチの部分とバッドエンドの部分がクローズアップされがちなため「頭対魔忍」というイメージが広がってしまっています。
それは何故かと言うと、おそらく
・直接ゲームをプレイせず、ネット上の噂のみで対魔忍を知った人が多い
・直接ゲームをプレイした人も、シコシコするのに忙しくてまともにストーリーを読んでいない
という理由があると考えられます。(データはありません)
なのでまずは、各作品のあらすじと、具体的に対魔忍がどのようなピンチに陥ったのかを整理していきます。
記事の性質上、どうしてもネタバレを含んでしまうのでご注意ください。
①対魔忍アサギ
対魔忍を引退して3年が経ち、元最強の対魔忍・井河アサギは幼馴染・恭介との結婚を間近に控えていたが、恭介の身体に憑りついた朧によって”忍法・催眠刻印”を受けてしまう。
身体の自由を奪われ拉致されたアサギは感度3000倍改造された上にカオス・アリーナの選手として出場させられて、その痴態は”闇のケーブルテレビ”でも放映されてしまう。
また、単身救出に来た妹のさくらも捕まり同じ仕打ちを受けてしまう。
②対魔忍アサギ2 〜淫謀の東京キングダム〜
東京湾に浮かぶ、闇の勢力が支配する人工島・東京キングダムでテロ組織の捜査をしていた対魔忍3名が消息不明となってしまう。
前作での事件後、対魔忍に復帰していたアサギ・さくらが救援に向かい、娼婦に扮して情報を集めるが、アジトの所在が敵に漏れており、上級鬼族の速疾鬼や謎のくノ一・沙耶の襲撃を受けて敗北。
2人とも捕らえられ、改造・調教をされてしまう。
③対魔忍アサギ3
アサギ3は、これまで同様アサギを主人公としたアサギルートと、新キャラクターの甲河アスカを主人公としたアスカルートに分かれます。
大筋の流れは一緒ですが基本的に別行動なので、それぞれの視点から違った物語が展開していき、終盤からの展開は大きく異なっていきます。
■アサギルート
五車学園の校長となったアサギと、学園の生徒でアサギの元婚約者・恭介(故)の弟である浩介はイチャイチャしていたが、学園に教師として潜り込んでいたフュルストの罠により浩介が捕らえられてしまう。
その後、アサギは首相・朝井孝次郎直々の極秘指令を受けるが、向かった先では野々村官房長官が殺害され、その実行犯として濡れ衣を着せられてしまう。
その結果、対魔忍組織自体が反国家分子とみなされ、反国家分裂法が発令。
五車の里は軍隊によって攻撃され壊滅。
孤立したアサギは奮戦するも力尽き、再び催眠刻印を受けた上デモンズ・アリーナで見世物にされてしまう。
■アスカルート
甲河アスカは、かつてエドウィン・ブラックによって滅ぼされた甲河一族の唯一の生き残り。
ある事情からアサギとは決別して米連の機関に身を寄せており、忍法と科学の力を駆使して戦う。
五車の里が軍隊によって包囲されていることを知ったアスカは、単身救援に向かうが待ち構えていたエドウィン・ブラックに敗北。
どうにか逃げ延びるも、拠点はノマドの息のかかったチンピラによって制圧されており、仲間たちや幼馴染の浩介を人質にとられてアンドロイドアーム・レッグを性感帯に替えられてしまう。
そしてチンピラたちにいいように弄ばれた挙句、AV出演を強要されてしまう。
④対魔忍ムラサキ〜くノ一傀儡奴隷に堕つ〜
五車学園の生徒、八津紫はアサギの後を継ぐと期待される次代のエース対魔忍。
倒したはずの魔科医・桐生佐馬斗(かつてアサギ・さくらに感度3000倍改造を施した張本人)が生きておりカオス・アリーナを復活させたことを知った紫は独断専行し桐生を襲撃。
しかし居合わせた魔界騎士イングリッド、エドウィン・ブラックに敗れて救援に来たさくらともども捕まってしまい、桐生からの苛烈な改造・調教を受けることになる。
⑤対魔忍ユキカゼ
水城ゆきかぜ、秋山凜子はさくら・紫のさらに次代を担うエース対魔忍。
長い間行方不明だった対魔忍・水城不知火が地下都市・ヨミハラで見つかったという情報が入り、ゆきかぜ・凜子は捜索のため潜入任務に赴く。
ヨミハラの存在は謎に包まれていたため、2人は奴隷商人ゾクトの手引で奴隷に扮して潜入することになるが、ゾクトの裏切りによりゆきかぜ・凜子はヨミハラに着くなり娼館アンダーエデンの主・リーアルに引き渡され、奴隷娼婦の契約を結ばされてしまう。
⑥対魔忍ユキカゼ2
※この作品に関してはグッドルート、バッドルートで序盤から大きく展開が異なり、グッドルートではピンチらしいピンチもないのでバッドエンドの展開について書きます。
前作でヨミハラから脱出したユキカゼ、凜子だったが、体内に謎のマイクロチップが移植されていたことが分かり、その出所が全寮制の名門進学校・私立聖修学園であると判明する。
達郎・静流の2人が生徒・教師として潜入捜査するが警備ドローンの存在により難航し武力担当としてゆきかぜを増援に呼ぶ。
しかしこの時点で静流は謎の変態ラバー女の襲撃により洗脳マイクロチップを移植されてしまっており、やって来たゆきかぜも同様にチップを移植されてしまう。
洗脳チップにより正常な判断能力を失ったゆきかぜは、学園で行われるドスケベ授業により立派な淑女へと成長していく。
⑦対魔忍紅
アサギよりも一つ前の世代、対魔忍・心願寺紅とその従者・槇島あやめは政府直属機関のエージェント・苫利礼一郎から提供された情報に従いホステスに扮して潜入任務にあたるが、苫利の裏切りにより捕らえられしまう。
闇の娯楽クラブ・グリードハウスの主・天堂数馬は闇世界の覇権を争うブラックに対抗するため、その血を引く紅を”隷属の呪”により調教していく。
⑧対魔忍アサギZERO
これまでの世界とは異なる新世界で、若いアサギは対魔忍と距離を置き独自に活動していた。
しかし対魔忍として任務に就いていた妹・さくらが失踪してしまったことで、アサギも対魔忍としてさくらの救出にあたる。
さくらがカオス・アリーナに捕らわれていることを突き止めて乗り込んだアサギだったが、スネーク・レディとの戦いに敗れてしまい、奴隷娼婦見習い訓練施設の家畜小屋にぶち込まれてしまう。
⑨ママは対魔忍
対魔忍を引退して10年以上経ち、一般家庭の専業主婦として穏やかに暮らしていた吉沢加奈。
しかし、元対魔忍の主婦が次々と失踪する事件が起き、加奈も魔族によって襲撃され、息子の友人である健也が媚薬毒を受けてしまう。
放置しておくと健也が魔族化してしまうことを知った加奈は、解毒のために健也と一度きりのつもりで肉体関係を結んでしまうが、女の味を知った健也の性欲は暴走を始めてしまう。
対魔忍シリーズメインタイトルの各あらすじ、ピンチの内容はこんなところでしょうか。
毎回とんでもない窮地に陥っていますが、ここからの逆転劇が対魔忍の魅力でもあるので未プレイの方は是非プレイしてみてください。
次回は、なぜ対魔忍はなぜチ〇ポで堕とされるのかについて解説していきます。
以上!
コメント
対魔忍が頭対魔忍(脳筋かつエロ思考)なのは事実であり仕方ないこと。
なぜならば対魔忍とは人間と魔族のハーフを直径に持つ子孫、更にその子孫同士で交配しながら魔族と戦い敗北する中で更に新しい血を定期的に取り込んできた人種。
そして極めつけは対魔忍の魔族の血の元になった主な魔族。その魔族は対魔忍の前進になった巫女や祓い屋や一般人を孕ませる可能性が最も高いオークやオーガ、もしくはサキュバスやインキュバスだ。
脳筋エロ思考種類かエロ極振り思考種類と交配を続け自分達でも積極的に血を濃くし続けたら頭対魔忍に成るのも当然だよ
そうなんですね!全然知りませんでした、詳しくありがとうございます!
対魔忍は魔界最強の一族の末裔ってアサギ2で言われてたと思いますが、対魔忍の前進が巫女や祓い屋とか、オーク、オーガ、サキュバス、インキュバスが先祖っていう話はどこで見られますか?