本日2022/7/29に発売された、変身ヒロイン物の金字塔「エクスティア」シリーズ待望の最新作『光翼戦姫エクスティアF パラレルエピソード2 リユニオン』をプレイしたので、感想を書いていきたいと思います!
一応、未プレイの方が読まれることも考えて極力ネタバレ抜きにしますが、回想シーンのざっくりとした内容や、あらすじやサンプル見た時点で察しがつきそうな事なんかには触れるので気になる方はブラウザバックをお願いします。
光翼戦姫エクスティアF パラレルエピソード2 リユニオン
あらすじ
ナイオーロとの闘いが終わって数年経った後、エクスティアシステムの開発者である天久保百合の元に奇妙な情報が届く。
人里離れた島に、かつて戦って倒したはずの姉、天久保楓とそっくりな女性が居るとのことだった。
早速百合は真相を確かめるため、創真を巻き込んで島へと向かうのだった。
今作はパラレルエピソードの2作目ですが、あらすじを見ても分かる通り平行世界のお話ではなく、『光翼戦姫エクスティア3』から地続きの後日談的なお話になっています。
なので本編知識がなくても問題なかった前作『光翼戦姫エクスティアP パラレルエピソード1 魔法少女ぱすてるまりぃ☆彡』とはうって変わって本編をプレイしていることが前提となるストーリーなのでご注意ください。
※前作の感想⇒【感想・レビュー】『光翼戦姫エクスティアP パラレルエピソード1 魔法少女ぱすてるまりぃ☆彡』をプレイしました
今作ではこれまでエクスティアシステムの開発者として主人公たちを支え続け、『光翼戦姫エクスティアA』『光翼戦姫エクスティア3』では自らも変身して戦うようになった百合先生=エクスティア・フローラがついに主役となり、3で登場した百合の姉・楓=レクスティアとの関係について深堀されていきます。
調査のために訪れた島では、百合がその幼い容姿を活かして学生に変装することがあり、新鮮な姿も見ることが出来ます。この学生服は真理奈らが着ているものとも違う新デザインのものだったのですが、それを着た状態でのシーンがないのは勿体なさすぎましたね。
システム的には前作と同じで一度の選択肢ミスでバッドエンドに直行するので毎回セーブしておけば簡単にシーン回収できます。そして今回はしっかりHによるエネルギー補給・PPチャージが存在するので、敗北以外でもHがあります。やったね。
ゲームのボリュームとしては、回想の数で言うと全部で20シーン。変身バンクは回想に入ってませんでした。
前作が変身バンクを除くと22シーンあったので数は減っており、ほとんど使い回しのようなシーンも一部あったのでHシーン数で言うと若干物足りない感じにはなっていますが、その分ストーリーが本編とも深く関わる内容の濃いものになっていたので、全体としてみるとボリューム不足感はさほどありませんでした。
ただ、私は文章はちゃんと読んで音声は全部聞いたり聞かなかったりというスタイルで約2時間で回想回収含めてクリアしてしまえたので少ないと言えば少ないのかもしれません。
回想シーンの内訳は、
●天久保百合(エクスティア・フローラ)
・怪力怪人グアイウ ×1
・タコ怪人グラケギル ×2
・催眠怪人(ロリビッチ女王化調教) ×2
・触手怪人 ×1
・ふたなり牛女怪人B(巨乳化) ×1
・ギムリアン(雑魚戦闘員怪人) ×1
・レクスティア ×1
・創真(PPチャージ・いちゃらぶ) ×2
●天久保楓(レクスティア)
・過去の記憶 (人間複数、etc) ×3
・ふたなり牛女怪人A ×1
・触手怪人 ×1
●天久保百合(エクスティア・フローラ)&天久保楓(レクスティア)
・触手怪人(苗床化) ×1
・黒幕(洗脳改造) ×1
●葛城真理奈(エクスティア)
・??? ×1
●???
・??? ×1
ネタバレ防止の観点から、一部表現が不正確だったりぼかしている所もありますがこんな感じでした。
賛否両論はあると思いますが、前作・今作とロリ系が続いていた中で牛女怪人の母乳を無理やり飲まされた百合先生が巨乳化してしまったのはなかなかグッと来るものがありましたね。
そんな中でも、個人的に一番良かったのは真理奈(エクスティア)のシーンです。これ入れてくれたのは本当に良かった。
「百合(フローラ)が主役なのに?」と思う方もいるかもしれませんが、見れば分かります。
シリーズ恒例のようなやつなので、どんなシチュエーションなのか察しがつく人もいると思いますが。
ただ、「次はリースとアザリンも…」というところで終わってしまったのが非常に残念です。
今作に限らずエクスティアシリーズって、次の展開を期待させるようなことを言うだけ言って終わって、「その先を見せろぉぉぉぉぉ!!!」ってなることが本当に多いんですよね。
バッドエンドにどれだけの尺を割くかというのが難しい判断なんだろうなってのは分かるんですが、個人的には他のシーンを削ってでもこっちの続きを書いてほしかったって場面が多々あります。
だからこそ敗北の先を描いたサイドストーリーがあるんだと思うんですけどね。
このサイドストーリーシリーズも、アザリンメインのvol.7~9以来出ていないので、エクスティア3とパラレルエピソード1~3の内容も踏まえてまた出してほしいものです。
少し逸れたので話を戻しますが、ラストのバッドエンドではこれまでのシリーズでありそうでなかった待望の展開がありました。
大きめのネタバレになるので詳細は伏せますが、こういう変身ヒロインとそれをサポートする男主人公の物語なら是非やってほしいと常々思っていたシチュエーションです。
これは未プレイの方には是非期待してほしい場面ですね。
そんなわけでいつも感じている惜しい部分はあったもののHシーンはいつものハイシコリティかつ新鮮な展開もあり、エクスティア3の補完としても良いストーリーで概ね満足できる作品でした。
エクスティアシリーズで悲劇のまま終わってしまったお姉ちゃんが救いを得てハッピーエンドを迎えたのも良かったと思います(あれを救いと言うのかは賛否はあると思いますが)。
今作ではボイスドラマ付き限定版で「研究熱心な姉妹」が付いてくるので、気になる方は限定版の方を選んでください。
また、前作の魔法少女ぱすてるまりぃをまだ買っていなくて、シリーズ3作品全てプレイするつもりの人はコンプリートエディションの方が1000~2000円ほどお得な上、設定資料集データまで付いてきます。
私は何も考えずに単品で買ってめちゃくちゃ後悔してるので皆さんは気を付けてください。
来月発売予定の『光翼戦姫エクスティアTS パラレルエピソード3 トワイライトセイバー』でこのシリーズもとりあえず最後となりますが、あらすじは公開されているもののパッケージやサンプルの画像はまだ公開されていませんね。
創真がTSするということでそこが注目ではあるんですが、個人的にはこれまでの2作でほとんど登場していないリースとアザリンの出番にも期待したいです。
というのも今回のリユニオンで、別にいなくても一応は成立しそうな場面でアザリンとリースが声付きで登場していたんですよね。わざわざそれだけのために声優さんを呼んだというよりは、次作で本格的に登場するついでだったと考える方が自然な気がします。あくまで希望的観測ですが。
そんなわけで、エクスティアシリーズファンの方は是非プレイしてください!
以上!
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