成人向け同人RPGの『アメリ・ブランシェットは何度も堕ちる』をプレイしたので感想

スポンサーリンク
ゲーム

成人向け同人RPGの『アメリ・ブランシェットは何度も堕ちる』をプレイしたので感想を書いていきたいと思います!

あらすじ

グレートランド王国魔法部隊所属の若き魔法使い、香心 正宗(かしん まさむね)とアメリ・ブランシェットはカレドニー魔法学院に潜入捜査を命じられる。

任務の内容は魔法学院で悪魔の召喚が行われると言う噂を確かめること。
正宗は学生が相手の楽な仕事だと考えていたが、上司は突然衝撃的なことを言い放つ

「この任務に失敗したら魔法部隊は解散とする」
魔法部隊は王国軍の上層部から嫌われている。
結果を残せなければお払い箱になるのは当然だった。

魔法使いの地位向上のためにも、絶対に成功させると意気込むアメリ。
その傍らまだ正宗は楽観視して、他のことを考えていた。
「二人きりの任務……ここでアメリに告白する」

正宗は小さい頃から一緒に過ごし、魔法を教えてくれたアメリに恋心を抱いていた。

しかし、カレドニー魔法学院には様々な思惑が思惑が渦巻いている。
魅力的なアメリ・ブランシェットに恋心を寄せるのは、正宗だけではない。

予想していなかった任務の苦戦に、アメリが他の男と交わる光景

失敗した正宗の前に現れる謎の少女

魔法によってループする一週間

物語はどこに向かっていくのか……

本作はNTRとループを組み合わせたRPGになっていて、めちゃくちゃスケベでハイシコリティなのはもちろんですが、ストーリー自体も非常に面白かったです。

主人公は王国の魔法部隊に所属する魔術師で、カレドニー魔法学院で計画されているとされる悪魔召喚を未然に防ぐため幼馴染で上司でもあるアメリと共に編入生として潜入します。

この世界では人間が悪魔と戦うために、悪魔の使う魔術を模倣して扱う者達が魔術師と呼ばれていますが、悪魔と同じ力を使うということで一部の人からは忌避され立場も弱いものとなっています。

そんな中で魔術師が悪魔召喚なんてしでかしたらそれ自体も大問題ですが、より一層魔術師に対する世間の風当たりが強くなってしまうという社会への悪影響もあり、非常に重要な任務となっています。

このあたりの世界観というか背景がしっかりしているので序盤から引き込まれてしまいましたね。

そして主人公たちは悪魔召喚について調べ始め、その中で主人公はアメリに告白し2人は結ばれることになりますが、その後悪質な教師によってアメリが犯されてしまう事態になり、事件の解決も間に合わずに儀式が始まってしまいます。

任務に失敗しアメリの身体も奪われ全てを失ってしまったかに思えたその時、悪魔王レビヤタンを名乗る謎の美少女が語りかけてきて、契約により時間を遡る力、つまりループ能力を手に入れました。

そうして編入生初日に戻り再び調査を開始していくことになります。

主人公にはループする前の記憶やレベルアップした能力も残っているので、ループを重ねて徐々に事件の核心へと迫っていきます。

このシステムが面白かったですね。

「こいつが怪しいな」と思って進めていって、悪事を暴いて一件落着したかと思ったら儀式が始まって再びループしてしまい、「じゃあ本当の黒幕はいったい誰なんだ?」と、一つ一つの問題を解決しながら段々と全貌が見えてくる展開にはワクワクしました。

そしてループを重ねるほど主人公も強くなり、周囲から見ても頼もしくなっていきます。

それがちゃんと、モンスターとのバトルで使える魔法が増えていたり、前の周回で戦ったような敵には簡単に勝てるようになっていて自然に成長を実感できるのが非常に良かったです。

やっぱりNTR作品の男主人公って、基本的に弱くて情けないイメージがあるので、本作ではちゃんと主人公してる主人公だったのは嬉しかったですね。

しかし作品タイトルでもハッキリと示されている通り、ループで真に重要なのはそこではありません。

毎回のループで、アメリがNTRれてしまうんですね。

敵の罠というのもありますが、そもそもこの学校の風紀が乱れまくっている上、魔術師は異性の体液で魔力を回復することが出来るなんていう便利な設定があるおかげでちょっと油断してるとすぐNTRれてしまいます。というかNTR不可避です。どうあがいてもNTRれてしまいます。

しかし、主人公にはループ能力があるのでNTRれてもその前の時間へと戻すことができます。

でもそれでセーフとはならないんですよね。

主人公はループすることで前の周回までで上がったレベルや記憶を持ち越すことができますが、それだけではなく、なんとアメリも前の周回でNTRれて開発されて淫らに堕ちた身体をそのまま引き継いでしまいます。
アメリは記憶は引き継がないので、本人からしたら自分でも知らないうちにドスケベになっていることになります。

このシステムは秀逸でしたね。

周回を重ねていく中で徐々に事件の解決に向かっていく一方で、アメリはどんどんドスケベ化してしまいます。

いくらNTRれる原因を取り除いても、アメリ自身がドスケベ化してどんどんチョロくなっていくので、防ぐことは出来なくなっていきます。

早く事件を解決してアメリを助けようと足掻くほどアメリはドスケベ化してしまうという二律背反性がもたらすギャップがドチャシコでした。

そしてループで変わっていくのは主人公やアメリだけではなく、学院全体が徐々に狂っていき、ループを重ねてもマンネリ感は一切なく毎回新鮮な気持ちで楽しむことができました。

そして主人公とアメリ以外にもたくさんのキャラクターが登場します。

主人公と契約した悪魔王レビヤタンと、

同級生のエレナと日和

生徒会副会長のオリビア

これらのサブヒロインとの関係性もループによって変わっていき、アメリがNTRれていくのとは逆にループを重ねるごとに主人公との信頼関係が深まっていきます。

特にエレナはループでの変化が印象深くて最初登場したときにはいかにもなビッチなんですが、ある周回で仲を深めてからはそういうことをある程度は控えるようになり、心強い味方として活躍してくれるようになります。

終盤ドスケベビッチ化してしまったアメリがデカチンしか受け入れずデカチンならなんでもよくなってしまったのに対し、元々ビッチだったエレナは「大きさが全てではない」という考えを持っていてビッチの先駆者としての矜持を感じる場面もあって、にわかビッチとの器の差を見せていたのが好印象でした。

日和は最初は真面目な優等生の大和撫子という印象で、実は〇〇で〇〇なんだと思っていたらさらにどんでん返しで〇〇だったという何度も予想を裏切られるキャラクターで話が進むほどハマってしまいました。

オリビアは偉大な先輩なのに身体はお子様という王道なギャップ、すました顔していざとなると○○みたいな意外なギャップもあり少ない出番でしっかりと存在感を放っていました。
強力な魔法使いという設定を戦闘で実感することが出来るのもRPGという形式の魅力です。
本格的な活躍が終盤からで出番が少なめだったのが残念でしたね。

レビヤタンに関しては、主人公と一緒にループの記憶を受け継いでいるので、Hシーンは少ないですがアメリ以上に相棒感があり、メインヒロインと呼んでも差し支えないんじゃないかと思いました。

そしてエンディングでは、アメリと共に迎えるハッピーエンドの他に、デカチンにハマってしまったアメリとはキッパリ分かれて他のヒロインと新しい道を歩みだすエンドもあります。

NTR作品って、主人公視点だと寝取られるヒロインとの1対1に終始しがちな印象があって、そういう作品を見るといつも「いやお前もう切り替えてもっといい女とかなんか他の趣味とか探せよ!」って思ってしまっていました。

しかも本作は低価格の同人ゲームということでボリュームにも期待できないと思っていたので、こういう新しい関係性を見せてくれたのは完全に予想外でしたね。

みんな魅力的なキャラだっただけに嬉しかったです。

さらにすごいのが、男性キャラクターとの関係ですね。

本筋とは少し外れたサブストーリー的なものになりますが、同級生の男子たちとダンジョン探索を通して友情を深めていくことができ、男同士のバカっぽいやりとりが出来るのもこの手のゲームでは珍しくて楽しかったです。

そして、そんな友情を育んだ友人にもアメリが寝取られてしまうという複雑な感情を味わうことも出来ました。

総じて、エロ良しキャラ良しストーリー良しの傑作でした。

ぜひ皆さんもプレイしてみてください!

以上!

コメント

タイトルとURLをコピーしました