『ヤリステメスブター ボクだけの謎ルール！女トレーナーに勝つとエッチあたりまえ』といういろんな意味で常軌を逸した同人エロゲが神ゲーすぎた

2023年最も話題となったと言ってもいいかもしれない同人エロゲ『ヤリステメスブター ボクだけの謎ルール！女トレーナーに勝つとエッチあたりまえ』をプレイしたので感想を書いていきたいと思います。

FANZA

DLsite

正直に言って、最初この作品を目にした時はあまりいい印象がありませんでした。

だって「ヤリステメスブター」ですからね。

単純に名前が酷すぎるというのもありますが、ゲーム紹介を見てもあまり魅力を感じませんでした。

だって、バトルに勝つだけでエッチできるなんて、キャラとキャラの関係性がめちゃくちゃ薄そうじゃないですか。
しかも登場ヒロインが66人とか言われると、たしかにすごいけど多すぎて絶対一つ一つのシーンが軽くなってしまうと思いました。
それよりは、キャラが少なくても一人ひとりのキャラがしっかり立っている作品の方が良いと思ったんですよね。

でも、あまりにも話題なので物は試しと思ってプレイしてみたらその印象は完全に間違っていました。

このゲーム、とにかく作り込みがハンパじゃなくて、ストーリーは重厚でちゃんと各キャラクターたちが活きていました。

キャラが66人もいるので、さすがに全員にたっぷりとシーン数が割かれているわけではないですが、メインとなる数人のキャラクターはただ単にヤリ捨てられるわけではなく、深くストーリーに関わってエッチシーンも複数回用意されてたんですよね。

イメージとしては、本当に「勝つとエッチできるポ〇モン」です。

ポ〇モンでも、対戦できるトレーナーってたくさん出てきますけど、その中でもライバルとかジムリーダーとかチャンピオンとか、何度も戦ったりストーリーに深く関わってくる特別なキャラクターがいますよね。
そしてその中には、強く印象に残ったり好きになるキャラクターも出てきますよね。

ヤリステメスブターでもそれは同様で、ゲームを進める中で何度も戦うことになる幼馴染のヒカリやレオを始めとして、各地のトレーナーたちはとても魅力的で戦うほどに思い入れも強くなっていきます。

そして60名以上の女性キャラ全員とエッチ出来るというのも、ワンパターンではなくキャラクターにはそれぞれ個性があり、エッチのシチュエーションもキャラに合わせて多種多様なものになっています。

ただ、気に入ったキャラクターがいても一部のキャラクターを除いたら1人1シーンしかないのでそこが物足りない…って思ったら、しっかりDLCでモブキャラも含めて多くのキャラクターに追加シーンをお出ししてくれました。

FANZA

DLsite

さらにDLCでは、主人公が本編で戦うロ〇ット団みたいな悪の組織「HENTAI教団」にもし敗れてしまったら…というIFストーリー『ヤリステメスブター』を見ることが出来ます。

本編のエッチは全て主人公主観のものでしたが、『ヤリステメスブター』では邪魔者がいなくなった教団ボスの男がやりたい放題する様子を見ることが出来、本編とはかなり毛色の違うハードなシーンを楽しむことが出来ます。
どれだけ隙がないんですか。

人によってはちょっと苦手な描写かもしれませんが、「ヤリステメスブター」なんてタイトルのゲームをプレイしてる人がこんなん苦手なわけないので大丈夫でしょう。

そしてさっきからポ〇モンって言ってますけど、このゲームからエッチ要素を除いたら本当にポ〇モンです。思ってる3000倍はポ〇モンです。

相棒である特別なヤリモン、チケープを除いてヤリモンは151匹おり、1匹1匹が本家と見紛うほどしっかりデザインされているので、新しいエリアに来た時の野生のヤリモンとの出会いや、手持ちのヤリモンを育ててソウルアップ（進化）させるのは非常にワクワクします。

バトルもほぼポ〇モンなんですが、相棒のチケープのみが使える必殺技『チートタックル』という特殊要素もあります。

1バトルで1回しか使えないものの、どんなにレベル差のある相手でも必ず先制して必ず命中して必ず撃破してしまうという文字通りのチート技です。

最初は、簡単にエッチシーンを見るための救済要素みたいなもの程度に思っていたんですが、意外とそう単純なものではなく、相手トレーナーも1体別次元に強いヤリモンを所持していることが多かったので、2体はしっかりと実力で勝たなくてはいけなかったり、実力が足りなくてもタイプ相性を考えたり作戦を組み立てて勝つことが出来るというのがとても奥深かったです。

圧倒的に格上なのにヤリモンを1体しか持ってない相手とかにあっさり勝ってしまえるのもそれはそれで面白かったです。

難易度を下げるとこの『チートタックル』を無制限で使えるようになるのですが、苦労して勝つ手間もシコリティに影響するし、何よりバトル自体が楽しいので難易度下げるのはおススメできませんね。

逆に、完全にチートタックルを使わない縛りプレイという楽しみ方もあるみたいです。

ポ〇モン的な要素の中でも、かなり遊びやすいと思ったところは多々あって、

・野生のヤリモンのゲットは確率ではなくて、専用アイテム「スターディスク」を使ってから倒すことで確実にゲットできる
・今いる草むらで出てくる可能性のあるヤリモンがシルエットで表示される（入手すると完全なヤリモンの姿に変わる）
・ポ〇モンセンター的なところに行かなくても、手持ちのヤリモンとベンチのヤリモンをいつでも入れ替えられる
・使える技は4つだけだが、新しい技を覚えても忘れさせる必要はなくいつでも入れ替えられる
・経験値は毎回の戦闘で手持ちの3匹全員が獲得できる上に、経験値のかけらを入手できてそれを消費することで自由にレベル上げ出来る
・野生のヤリモンとの戦闘では、確実に逃げられる

というあたりは本家よりも遊びやすいんじゃないかって思っちゃいました。

そんな感じで、エッチ要素抜きにしてもめちゃくちゃ楽しめるゲームなんですよね。
それで勝てばエッチ出来るんだから、もう神ゲーと言って差し支えないと思います。

さらにそれだけではなく、ストーリーも非常にアツいです。

主人公だけが勝つとエッチできるという「アホなんじゃないか」としか思えない話が、重要な伏線として終盤の展開に繋がっていくアツいシナリオは見事で感動できるものでした。

正直に言って、ちょっと泣いちゃいました。

「ヤリステメスブター」ってタイトルで油断させられてたのもあるんでしょうね。
「ヤリステメスブター」ってタイトルなら多少シナリオに粗があっても突っ込みづらいだろうっていう狙いもあったらしいでんすが、そんな予防線は必要ないと思えるほど綺麗にまとまった素晴らしいストーリーになっていました。

唯一弱点があるとしたら、モブキャラにも魅力があるのに一部のキャラ以外はエッチシーンが1つしかないことだと思いますが、そこは今後のDLCに期待したいですね。12月に出たDLCに「1」と数字がついていたので、今後もどんどん続きが出てくるものだと願ってます。

まだプレイしていない方は、騙されたと思ってぜひプレイしてみてください！

ちなみに定価で買っても充分お釣りが出るほど満足できる作品ですが、1/3 23:59までFANZAで50%オフクーポンが使えるみたいです。　※100作品以上同時購入で利用可能なのでちょっと難しいかもですが

せっかくなのでこの機会にいかがでしょうか。

以上！