※発売日順
①対魔忍アサギ
記念すべき対魔忍シリーズの第1作目です。
最強の対魔忍である井河アサギとその妹、さくらの活躍が描かれ、宿敵・朧や悪の組織ノマドの首領、エドウィン・ブラックとの長い因縁の始まりとなります。
原点だけあって対魔忍の魅力がこれでもかと言わんばかりに凝縮されており、アサギが愛する婚約者・恭介や妹・さくらのために白濁の海に沈みながらも何度でも立ち上がる姿には涙を禁じえません。
まさに、純愛の物語と言っていいでしょう。
②対魔忍アサギ外伝〜カオス・アリーナ編
『対魔忍アサギ』作中にて、アサギがカオスアリーナに捕らわれていた際の一幕を描いたエピソードになります。
③対魔忍アサギ2~淫謀の東京キングダム~
前作『対魔忍アサギ』から約1年後を描いた物語で、同様にアサギ・さくらが中心に活躍します。
対魔忍が政府から公に認められるようになり(公務員)、中華連合、米連といった国外の勢力や、男の対魔忍である『八津九郎』が登場するなど、前作に比べて一気に世界観が広がってきます。
アサギに匹敵する強敵も現れ、バトルの描写にも読み応えがありあらゆる面で前作よりもパワーアップしています。
対魔忍シリーズが国民的作品となることを決定づけた作品と言っても過言ではないかもしれません。
④対魔忍アサギ外伝 the Nightmare
テーマに沿って作られた、Lilith作品のショートエピソードを集めたオムニバス作品『LILITH-IZM02〜中出し/孕ませ編〜』に収録された外伝です。
『対魔忍アサギ』でアサギがカオス・アリーナに捕らわれていた際の話と、『対魔忍アサギ2~淫謀の東京キングダム~』の後日談的な話の2エピソードになっています。
⑤対魔忍ムラサキ~くノ一傀儡奴隷に堕つ~
アサギを継ぐと目される次世代のエース対魔忍・八津紫をメインとした作品で、アサギ以外が主役となる初めての作品でもあります。
物語は主に魔科医・桐生佐馬斗の視点で進むので主人公は桐生、紫がヒロインと言ってもいいかもしれません。これまでの作品とは違った感覚で対魔忍の世界を楽しむことができます。
この桐生も男性キャラクターながらなかなか魅力の溢れる人物で、クライマックスの展開にはかなりアツくなれます。
他にも、後のシリーズでも活躍する魔界騎士イングリッドや、対魔忍の養成機関である「五車学園」が初めて登場しており、シリーズとしての対魔忍の基盤を築いたと言っても過言ではないでしょう。
⑥対魔忍アサギ外伝 サマーデイズ
テーマに沿って作られた、Lilith作品のショートエピソードを集めたオムニバス作品『LILITH-IZM04〜褐色編〜』に収録された外伝です。
アサギ、さくら、紫が休暇でビーチに訪れるお話で、3人の貴重な日焼け姿を拝むことができます。
⑦対魔忍ユキカゼ
『対魔忍アサギ2~淫謀の東京キングダム~』の数年後の話で、アサギ・さくら・紫は五車学園の教師となり、若き対魔忍・水城ゆきかぜが主役となっています。
ゆきかぜはスレンダーな身体に健康的な日焼けした肌、ツンデレな性格で多くのファンの心を掴んでいるキャラクターです。
あまり対魔忍に馴染みのない方でも、褐色美少女キャラと言ったらゆきかぜが思い浮かぶという方もいるのではないでしょうか?
さらに、ゆきかぜの良き先輩で相棒の秋山凜子もすらっとした巨乳美女でゆきかぜとは正反対ながら、あらゆる意味で魅力あふれるキャラクターで大変な人気を博しています。
2人の別方向の魅力が相乗効果となり奇跡的なハーモニーを醸し出している名コンビと言えるでしょう。
そしてもう一人、男性の対魔忍である秋山達郎が登場し、物語は達郎の視点とゆきかぜの視点で切り替わりながら進んでいきます。
行方不明の母・不知火を捜索するために悪の巣窟である魔都ヨミハラに奴隷娼婦として潜入するという、これまでの作品とはまた一味違ったテイストで、対魔忍の新しいステージを開拓した作品と言えます。
後に、一部のイラストがアニメのように動く『対魔忍ユキカゼ Animation』も発売されていて、興奮度3000倍になっております。(遊び放題プラスにあり)
⑧対魔忍アサギ3
『対魔忍アサギ2~淫謀の東京キングダム~』『対魔忍ユキカゼ』からさらに数年が経っており、アラフォー一歩手前になったアサギ先生が再び主人公に返り咲いています。
アサギシリーズの集大成ともいうべき作品でボリュームも長大になっており、アサギ、さくら、紫、朧、イングリッドといった歴代キャラクターが総出演し、新キャラクターとして米連に属する対魔忍の甲河アスカ、仮面の対魔忍も登場します。ゆきかぜ、凜子は残念ながら名前だけの登場です。
物語は大きく、アサギを主人公とした「アサギルート」と、アスカを主役とした「アスカルート」に分かれていて、それぞれ異なる結末を迎えます。
ストーリーのスケールもこれまでに比べて大きく派手になっており、アサギの物語のクライマックスに相応しいだけでなく、アスカの登場によって新しい風も感じさせる大作となっています。
また、伝説の「箱化」がお披露目された作品でもあり、バトル・ストーリー・エロあらゆる面で隙がありません。
異世界について初めて明言されていおり、様々な派生シリーズの中心的位置にいる作品とも言えます。
⑨対魔忍ユキカゼ2
『対魔忍ユキカゼ』の続編で、前作ではサブヒロイン的存在だった凜子が昇格してゆきかぜと凜子のダブルメインヒロイン的な形になっています。
さらにベテラン対魔忍の高坂静流という、今までにいなかった金髪巨乳眼鏡教師キャラまで登場していて完璧な布陣です。
男性対魔忍の達郎も続投していて、前作のイマイチ頼りなかったイメージから成長した姿を見せてくれます。
今回は全寮制の名門学校に生徒として潜入する任務となっていて、達郎を主人公としたルート、ゆきかぜを主人公としたルート、凜子を主人公としたルートと分かれています。
舞台が学校であり、前作と違いゆきかぜ・凜子と達郎の物理的距離が近いことからも背徳感がより一層強化されていて、単純にシコれるかどうかで言えばおそらくシリーズでも最高峰でしょう。
しかしそれだけではなく真エンディングでのアツい戦闘描写も見どころです。
前作同様、後に一部のイラストがアニメのように動く『対魔忍ユキカゼ2 Animation』も発売されていますが、こちらは2022/9/13時点で遊び放題プラスには入っていません。
⑩対魔忍紅
『対魔忍アサギ』よりも更に前の時系列のお話で、対魔忍の母と対魔忍の宿敵である吸血鬼エドウィンブラックの間に生まれた心願寺紅が主人公です。
従来の対魔忍シリーズでのお約束的要素に加え、ヴァンパイア・ハーフである紅が自分の出生や対魔忍としての役目とどう向き合っていくのかということにも焦点があてられたヒューマンドラマ的な側面もあります。
アウチシーンのハードさが目立って語られることも多いですが、一作品で起承転結が綺麗にまとまっていて、何より紅というキャラクターに非常に魅力があるので個人的には対魔忍入門としてもおすすめできます。
クライマックスの戦闘シーンで紅が自身の存在に答えを出す場面は正直感動しました。
⑪対魔忍アサギZERO
若き日のアサギを主人公とした作品ですが、アサギ1~3とは直接繋がりのない、新たなに生み出された平行世界的な舞台でのお話となっています。
本作でのアサギは「対魔忍になる気はない」と、「対魔忍になりたくない!」でおなじみ「対魔忍GOGO!」の主役の大真しのぶと似たようなことを言っていますがニュアンスは異なり、組織としての「対魔忍」が信用できないと独自の勢力を率いて戦っています。
しかし妹のさくらを大切にしていて、助けるためにはどんな危険も省みずに戦う姿は過去のシリーズと変わらないので、素直にこれまでのアサギの若い頃の物語としても楽しめます。
先述したように過去作品との直接的な話の繋がりはないので、この作品からデビューするというのも悪くはありません。
⑫ママは対魔忍
現在発売されている「対魔忍」と名の付くPCゲームでは最後の作品です。
「対魔忍」というワード以外に他作品と繋がりを感じる描写はほぼなく、主人公の吉沢加奈は現役対魔忍ではなく、元対魔忍の主婦という異色作です。
対魔忍としての要素が非常に薄いので「これ対魔忍でやる必要あったか?」という意見もあるようなのですが私は全く別の考えで、この作品が対魔忍シリーズであることには大きな意味があったと思います。
だってこういうモブ対魔忍も、引退したらこんなスケベなママになるのかって妄想できるんですよ?
もっと「○○は対魔忍」で出してほしかったのに続く作品がないのが残念でなりません。
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