2022/10/06より配信開始された漫画、『監獄アカデミア THE COMIC』を読みました。
監獄アカデミアは、元々リリスより発売されたゲーム作品で、本作はそのコミカライズになります。
そして、監獄アカデミアは対魔忍と並ぶリリスの人気シリーズ『監獄戦艦』のスピンオフとなっています。
『監獄戦艦』シリーズは、宇宙に進出した人類がネオ・テラーズとニュー・ソラルに別れて戦争をしているという、まるでガンダムのような壮大な世界観を持つSF作品で、主人公は敵軍に潜り込んで女将校を戦艦に誘い込み洗脳・陥落を目指すというストーリーになっています。
男勝りで誉れ高い武勇を持つ女将校に洗脳を施し、慰安任務等の常軌を逸した事柄を常識として刷り込み、真面目な顔してスケベなことをさせるギャップはなかなかたまらないものがあります。
そしてストーリーの進行につれて、元々の気高い人格が徐々にドスケベに堕ちていきそれが完成した時のカタルシスは筆舌に尽くしがたいものがあります。
しかし相手も一筋縄ではなく、脳内の常識を改変されても些細な違和感からこちらの思惑に気づき、下手を打つと逆転されてしまうというハラハラ感も魅力の一つとなっています。
中でも『監獄戦艦2』等は特に高い人気があり、主要キャラクターのアリシアとマヤは対魔忍RPGにも登場していますね。
本作『監獄アカデミア』では、戦争によって家族を奪われた新主人公が従来の『監獄戦艦』シリーズの主人公から教えを受け、タイトルの通り戦艦ではなく学園で、特別教官としてやってきたユーリアとエリザに復讐する話になっています。
なので、スピンオフと言っても作品の方向性や世界観が共有されているというだけでストーリーとしては独立しているので本作からでも問題なく楽しめます。
従来の監獄戦艦シリーズとの違いとしては、学園という舞台ならではのシチュエーションや、教官と生徒、歳上と歳下といった関係性の特徴が大きくなっています。志を同じくする仲間たちと協力して洗脳を進めていく様子も、まるで部活みたいな情熱があって良かったです。
このコミックス版では、そのゲームの魅力が見事に表現されていました。
たった一巻なのでどうしても展開が駆け足気味ではありますが、ゲームをそのまま漫画にしたような内容で、コミカライズとしては非常に高い完成度となっています。
良く言えばゲームの内容が綺麗にまとめられていますが、悪く言えばそれ以上のものはなかったという感じですね。もちろん、ゲームの方がボリュームがあるので描写の詳細さやプレイシーンの豊富さはゲームの方が上です。まあコミカライズってだいたいそういうものですが。
なので、まずはこの漫画版を読んでみて、気に入ったらゲームの方もプレイしてみて、ついでに他の監獄戦艦シリーズにも手を出してみるというのがおススメです。
ちなみに、現状発売されている監獄戦艦シリーズの作品は『監獄アカデミア』も含めて全てFANZA GAME遊び放題プラスでプレイすることができます。（2022/10/28現在）
良かったら皆さんも遊んでみてください。
以上！
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