対魔忍RPGのストーリーが取っ散らかり過ぎて訳分かんないので一から読み直して整理しようっちゅう話その3です。
目次作りました⇒目次
メインクエストCHAPTER2『独立遊撃隊』
●あらすじ
独立遊撃隊隊長・ふうま小太郎は初任務として「五車から逃走した魔科医・桐生佐馬斗の捕獲」という命令を受け、八津紫とともに東京キングダムを訪れる。
到着後紫とは別行動となるが、先行していた蛇子、鹿之介と合流しクラブペルソナのマダムから桐生の情報と引き換えに港湾地区のギャング団拠点からデータを奪取するよう依頼を受ける。
ギャング団拠点は実は米連の秘密基地で一筋縄ではいかなかったが、独立遊撃隊は依頼通りデータを手に入れ桐生は引き渡された。
●登場人物
・ふうま小太郎
独立遊撃隊として初めての任務「桐生佐馬斗の捕縛」という命令を受け、紫とともに東京キングダムを訪れる。
東京キングダムでは到着早々紫と別行動となり、先行して潜入していた蛇子・鹿之助と共に情報通・クラブペルソナのマダムの元を訪れる。
マダムから桐生の情報と引き換えに港湾地区を根城とするギャング団からあるデータを奪ってくるよう依頼され、引き受ける。
蛇子・鹿之助と共にギャング団の根城に潜入するが、見張り役が高性能な暗視ゴーグルを装備していたことや訓練された動きからギャングは偽装で正体は米連の兵士であることを看破する。
米連秘密基地内でマダムから教えられていたパスワードを使用しデータの奪取に成功するが、警報により集まった戦闘ドローンの襲撃を受ける。
撤退中何度も窮地に陥るが、蛇子のタコ足盾、謎の鋼鉄女の救援、合流した紫の協力を受けて無事生還する。
データの奪取時、念のため2回つの媒体にコピーしており、マダムの依頼達成と紫の別任務への貢献を同時に果たした。
マダムの言動や状況から米連との繋がり、米連関係者が米連基地を襲わせた不可解さに気づくが、追求しないよう釘を刺された。
・ふうま時子
前話で設立された独立遊撃隊に寄せられた投書がしょうもない依頼ばかりだったが、長い間冷遇されてきたお館様が注目されていることを喜んでいた。かわいい。
アサギからの呼び出しを小太郎へ伝える。
・八津紫(初登場)
勇名を轟かせる対魔忍にして、五車学園の教師。忍法”不死覚醒”の使い手。
正義感に溢れた真っ直ぐな性格、圧倒的な力強さ、そして美しさにより五車学園の生徒たちにとっては憧れの存在だが、筋骨隆々の体育教師に目の前に立たれたような威圧感を放っているため小太郎は苦手としていた。
骸佐の反乱事件で活躍した小太郎の脳髄に期待し、「逃走中の魔科医・桐生佐馬斗を連れ戻す」という重要任務に独立遊撃隊を指名、東京キングダムへ同行したが、別の任務にあたるため途中から別行動となる。
その別任務とは米連の機関が東京キングダムの拠点で魔界の医療技術を違法入手しており、いくかの日本企業がそれに関与している疑いがあるとしてその証拠を掴むというものであり、結果的にマダムの依頼を受けた独立遊撃隊と再合流することになった。
小太郎らを追い詰めていた強化外骨格とアリ型ドローンを難なく蹴散らした。
・桐生佐馬斗(初登場)
元ノマドの魔科医。紫に捕らわれてから五車学園の地下に棲みつき魔界の医療技術の提供、魔の毒や傷の治療等で対魔忍に協力し重宝されていた。しかし室井の正体がフュルストであることに気づいていながら報告していなかったことが会議で問題となり、紫が言い過ぎたためスネて逃げ出し、これを連れ戻すことが独立遊撃隊の初任務となる。
独立遊撃隊がマダムの依頼を達成し帰還した頃には既にマダムに身柄を抑えられており、マダムから悪趣味な媚薬や惚れ薬を受け取る代わりに大人しく帰る取引をしていた。
しかし、それは紫が直接迎えに来た時の話だと駄々をこねたが、小太郎が紫から預かっていた手紙を渡されると突然狂喜乱舞し大人しく五車へ帰った。手紙を読んだ桐生は「紫はオレにゾッコン」と解釈していたが具体的内容は不明。
紫のことを偏愛しており、ふられた回数とふられ文句を記録することが趣味。
・相州蛇子
独立遊撃隊として鹿之助と共に先行して東京キングダムを探り、「この町で何か探し物をするならクラブ”ペルソナ”の”マダム”に頼むのが一番」という情報を小太郎に伝え、合流し共に任務にあたる。
米連基地では、戦闘ドローンに追い詰められた際にタコ足を盾のように展開して小太郎、鹿之助を守る活躍をした。タコ足は再生するけど痛いものは痛いらしい。
・上原鹿之助
独立遊撃隊として蛇子と共に先行して東京キングダムの情報を探り、小太郎と合流後は共に任務にあたる。
港湾地区への潜入では、電遁の術による索敵で活躍した。
・マダム(初登場)
東京キングダムの娼館クラブ “ペルソナ”のオーナーママ。仮面をつけているが、顔を見なくても充分すぎるほど”高い女”だと分かる。
東京キングダム1の情報通として知られており、桐生佐馬斗の手掛かりを求めてやって来た小太郎ら独立遊撃隊に情報提供の引き換えとしてギャング団からのデータ奪取を依頼をするが、ギャング団拠点の正体は米連秘密基地であった。
データを持ち帰った小太郎に対して桐生の情報ではなく、桐生本人を引き渡した。
米連基地で使われるパスワードを知っていたこと、高度なサイボーグ技術を使ったアンドロイドアーム・アンドロイドレッグを持つアスカを部下にしていること等から米連との繋がりを匂わせ、空蝉の術を使う対魔忍でもある謎多き人物。
詮索しようとした小太郎に強い殺気を向けたところ、窓を突き破って侵入してきた紫にぶった斬られるが、空蝉の術によりソファを身代わりにして逃走した。
・アスカ(初登場)
小太郎らが港湾地区の地下米連秘密基地より逃走し辿り着いた地下トンネルでアリ型戦闘ドローンに包囲された際、突如救援に現れた手足をアンドロイド化した謎の鋼鉄女。
マダムの指示で光学迷彩を利用し密かに独立遊撃隊を追跡・監視していたとみられる。
・二車骸佐
ある山村へ母親に会いに行った。
・二車骸佐の母(初登場)
ある山村の一番大きな屋敷に住む40を過ぎた頃の女性。
精神を患っているのか、骸佐を見て先代の宗家頭首ふうま弾正だと勘違いする。その際、弾正を骸佐の父上と呼んだ。
骸佐から弾正はもう死んだと諭されると、骸佐を認識し「”あの無能な跡取り”を殺しふうま小太郎を継ぐのですよ!」と般若の顔を浮かべながら叫んだ。
●舞台
・五車学園
・東京キングダム
東京湾上に浮かぶ廃棄都市”東京キングダム”
桜島(面積約77km²)の半分ほどのこの人工島は、かつて政府の一大プロジェクト『東京キングダムシティ』として建設された。
人口集中が進む東京で、海上に浮かぶ第二の都心などと期待されていたが企業誘致に失敗、さらに東京湾地下鉄工事の大幅な遅れから、交通の不便な海上の孤島と成り果て、住人は次々と去った。
そしてそこにはいつしか密入国者や犯罪者、無政府主義者、魑魅魍魎が住み着き、現在では享楽と退廃の一大スラムと化している。
闇の街が形成されれば、そこに集まる金を求めて行き場のない女たちも寄って来る。
そうして形成された東京キングダムの繁華街は、今や日本中、いやアジア中にその名を轟かせる酒池肉林のメッカとなっている。
原作シリーズでは、主に『対魔忍アサギ2 〜淫謀の東京キングダム〜』の舞台となっていた。
・東京キングダム 港湾地区
東京キングダムの中でもさらに危険な地区の一つ。
無法地帯に見えてそれぞれの地区を2~3の闇の組織が支配し、それなりの均衡が保たれている東京キングダムだが、この港湾地区は例外。
東京キングダムに流れ込むあらゆる物資の玄関口となっているため、各組織の利益が衝突し小競り合いが絶えない危険な地区となっている。
無法の中の無法、悪も恐れる真の無法地帯。
・クラブ ペルソナ
東京キングダムの娼館。店内は酒と煙草、それに噎せるような女の匂いが充満している。
娼館と言っても、一晩いくらで女を買うような店とは少し違い、会話と酒と、男女の駆け引きを味わい、そして上手く口説ければ一夜の愛を交わすことができる。
オーナーである”マダム”は情報屋としての裏の一面を持つ。
小太郎はマダムを一目で”高い女”と分かると評していたが、オーナー業だけでなく実際に店に出てそういうお仕事もしているのかは不明。
●その他設定
・五車学園の授業
五車学園では、対魔忍の養成だけではなく英語等の一般的な科目の教育も行われる。
しかし在学しながら対魔忍として任務にあたる生徒は多く、そうした生徒は出席が足りなくても退学にならないよう配慮されている。
そのため独立遊撃隊隊長に任命された小太郎は退学のリスクを恐れず気兼ねなく授業をさぼれるようになった。ただし、退学にはならずとも留年はする。
・忍法 “不死覚醒”
八津紫が使う異能系忍法。
不死に近いと言われる超人的な肉体と、その肉体が生み出す鬼神のようなパワーで戦車の装甲を破壊するとまで言われている。
・米連
「アメリカ及び太平洋諸国連邦」の略称。
日本の闇の街にいくつか拠点を築いており、東京キングダム港湾地区にもギャングの根城に偽装した廃工場地下に秘密基地を築いていた。
・戦闘ドローン
米連基地を守るドローン。機関銃を装備し高い火力と機動力を持つ。
目ではなくセンサーで敵の位置を認識するため、蛇子のタコ墨等の目くらましは通用しない。
小太郎がデータを無断コピーした際の警報に応じて犬型、蜂型が登場した他、地下通路を守る蟻型が登場した。
・サイボーグ技術
世界の強国が開発競争を繰り広げている技術。
人間を機械強化するというもので、魔界の医療なしには発展しなかったと言われている危険な技術。
・強化外骨格
東京キングダム港湾地区の地下米連秘密基地の出口となる地下鉄トンネルを守っていた番人(正確には番人の装備)。
戦闘ドローンとは違って中に人間が入っており、戦車並みの装甲と火力を持つ代わりにスピードに劣る。
●今回のまとめ
紫、桐生、アスカ、仮面の対魔忍、東京キングダムと、原作シリーズでおなじみのキャラクターや土地が多数登場してきましたが、原作とRPGでは設定が異なっている部分が多いのであくまでRPGストーリー内で出てきた情報だけまとめる方針で行こうと思います。
例えば東京キングダムは、アサギ2で登場した際は「女はギャングのボスか娼婦しかいない」みたいな設定があったためアサギとさくらは娼婦風の扇情的な服を着て捜査していましたが、今回はそんな設定は言及されておらず蛇子も普通にしているため、RPG世界においてはアサギ2での設定はなかったものとして捉えます。
キャラクターユニットの回想やプロフィールも設定ぐちゃぐちゃで全然ストーリーと整合性取れない場合があるので無視します。
でもそうすると、今回アスカは「アスカ」としか名乗っておらず甲河という苗字は判明していないし対魔忍であることも明かされていないのでキャラクターまとめの方にはなんて書こうか迷ったんですが、その辺はケースバイケースで行きたいと思います。
今回出てきた驚き情報の話というと、骸佐の母ですね。
弾正を骸佐の父と言っていたので、骸佐と小太郎は異母兄弟ということになります。正直そんな設定全然覚えてませんでした。昔は仲良しだった親戚の子…くらいのイメージで。
骸佐母も明らかに精神に異常をきたしている様子だったので鵜呑みにしていいのかは分かりませんが、たぶんこの先のストーリーでハッキリすることでしょう。
話を聞いている骸佐くんも、以前は面白い服装と面白いポーズに気を取られて気が付きませんでしたが何かに耐えるような趣のある表情を浮かべていて染みてきます。
文章だけでなく、キャラクターの絵の些細な差分にも注目してみると新しい発見がありますね。
あと紫もこの頃はメインキャラみたいな扱いをされてたんだなあ、と感慨深くなりました。
以上!
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